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8月31日のトランテアン便り“ウェディングドレス”に少し追記させていただきます。(rieko)
☆ハーブサシェ
生のハーブを使う場合、充分に乾燥させてください。
庭のハーブ達は京都の酷暑で半分立ち枯れ状態でした。
(毎年、同じ状態ですが、ちゃんと年を越して、毎年元気な姿をみせてくれます。)
できれば朝いちばんに摘んだものを少しづつ束ね、切り口を上に風通しのよい所に陰干しします。
袋に入れるとき、綿を一緒にいれました。
やはり、その方がキレイな形のサシェになります。
あき口は、まずキルト糸でぐし縫いした上にリボンを飾ります、
サテンリボンはほどけやすいので中身が出ては大変です。
リボンの中心をパールビーズなどでとめてもアクセントに良いですね。
サシェ用のハーブもハーブ屋さんに売っていると思います。ここは花嫁さんのhappyのおすそわけということで布はドレスの残りを使いたいですね。
他にもリングピローにヘア用コサージュにと生地を利用していたみたいです。
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☆白いドレス(ウエディングドレス)
スソの折り返しは縫代を充分にとってください。パニエで広がる分、短くなります。(ヒールの高さも考慮!)
最終10cmはほしいです。
(ドミット芯=キルト芯は12~13cm)
ウエストギャザーのないnonoのドレスはスソの厚みもポイントです。
ギャザーたっぷりのデザインはすそ芯は必要ないと思います。
フランス綾、シルクシャンタン、シルクジャガードなど、厚みのある高級素材でなく、今回使用した白地木綿(¥1300/m)・・・
高級素材に負けていません!!
ただ、本体生地全体に接着芯を貼り、張りとふっくら感を出しています。
裏地はギャザーなしのデザインの場合、必ずつけてください。裏地も表地と同じパターンで裁断しますが、
きせ縫い(地縫い線にしつけをし、その外側2~3mmを本縫いし、しつけはそのままにしておく。)にしてください。裏地縫いの基本です。
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上の画像はウエディングケーキとデザートブッフェの様子です。
なんと、ケーキの上にのっている車もお砂糖で出来ています!
新郎の愛車ムスタング(若い方に言わせるとマスタング…年がばれます。)だそうで、
中のシート細部まで再現されてました。
最後にウエディング用、カラードレス、両方に言えることですが、“後ろ姿が大事”です。
今回、式と披露宴に参加して強く感じました。
最初、白ドレスの胸のレースのスパンコール刺しゅう、後ろはベールで見えないし、無くても…なんて思ってました、がベールってそんなに長い時間つけてないんですね。nonoちゃん頑張ってよかった!
リバティドレスも後ろのリボンがGOOD BALANCE!
結婚式のドレス、役者さんの舞台衣装と一緒。裏の出来、不出来はあまり気にしないで。貸衣装はサイズ調整しやすいように(というかサイズ調整前提)つくってあるのです。
作りたい基本のシルエットを決めたらまずウエストから上だけでも仮縫いしてください。仮縫い用のトワルを買わなくても不要なシーツ、お父さんの古いワイシャツなどを利用して…。
基本が縫い上がってからでもあとからいろいろプラスできます。
オーガンジーのふぁっとしたストラップを付けたり、コサージュをつけたり…。
リングピローのセオリー(ベビーのまくらに使う)同様に白ドレスは洗礼式のベビードレスにリフォームするそうです。
お式のドレスは白が生成りですがカラードレス共、例えばお母様、おばあちゃまの打掛や振袖をリフォーム…なんてとても素敵な結婚式になりそう。
どんどん周りの人に協力してもらいましょう。
花嫁さんが疲れてしまっては大変です。今回のnonoの結婚式は全員参加のとてもあたたかいお式でした。
二回にわたって、プライヴェートのことを書かせていただきました。読んで下さって、ありがとうございます。
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