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トランテアンのウェブを担当して下さっているデザインオフィスの先生一家は犬が大好きで、パピーウォーカーをされています。(盲導犬育成のお手伝いで2ヶ月~一年弱まで家庭で育てる)
ピュアリーはそんなご縁でトランテアンにやって来ました。先生のお宅にはアピという黒のラブラドールがいます。時々、先生がお仕事でトランテアンに来る時に一緒に連れてきてくれるのが、ピュアリーにとってはウレシイひと時です。
3ヶ月ほどピュアリーはアピと一緒に暮らし、アピの子守を手伝っていたので本当の妹のようです。でもアピももうすぐ1才。お別れの時が近づいています。何も知らないピュアリーは今日もアピと大はしゃぎ。
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実はピュアリー、生粋のラブラドールではなく、ゴールデンレトリバーとのミックス犬です。ゴールデンの故郷はイギリス。イングランドとスコットランドの境です。最近ピュアリーは少しゴールデンの毛色になってきました。ピュアリーとアピの絆の為に、またまたペアでバンダナを編みました♪今回は英国伝統ニットの1つ、アラン編みです(本当はアイルランド)
昔、若大将シリーズで加山雄三扮するお金持ちのお坊ちゃまが「ヨットで?アランセーター」のイメージが強かったのですが...(歳がバレちゃう)日本で一般的になったのは1970年代の終わりから80年にかけて大流行し、今や定番です。アランセーターには、いろいろな伝説や物語があり、一回では書き尽くせません。本が何冊も出版されていて充分楽しめます。アランの本を見ていて、「この世の中に名前のないものは何もないんだ!」と気づきました。前回のノクシカタやパッチワークパターンも全て模様には名前があり、アラン編みも同様です。私達の時代にはアランセーターというよりフィッシャーマンセーターでとおっていましたが、例えば、変わり縄編みが曳航、太い縄編みと細い縄編みがストライプ状になった柄が波間、縄編みと縄編みの間が裏メリヤスではなく、ガーター編みになっているのが砂浜etc...やはり海に関する名前が多いです。ピュアリーのバンダナはベリーダイヤを中心に、アピはなわ編みの左右にキャンドルの模様にしてみました。玉編みをいれると、より可愛くなります。アピにはピコットで縁編みをして可愛さを、同じ赤い毛糸を少しもらってピュアリーはマリンルックです。本当はいつまでもアピと遊べたらと思っているピュアリーです。
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