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今日はエイプリルフール。
日本で一般的になったのは、
大正時代らしいのですが、
あまり日本人はこの日を楽しんでいる様子はなさそうですね。。
欧米では子供達の罪のないいたずらOKの日だったのが、
いまや大人のウィットが問われる日のようです。
英国BBCの「ビッグベンの大時計がデジタルになるので針をオークションにかけることになったら、世界中からの問い合わせが相次いでいます。」
というニュースなど国営放送(?)のウィットに富むジョーク的エイプリルフールを国民が大いに期待し楽しんでいるのは有名ですね。
アメリカでは、この日を
All-Fools-Day
といいます。その起源は英国に始めてキリスト教徒が来た頃の「フールズ・ホリディ」の名前からです。
開拓時代のアメリカでは、木切れに小麦粉をまぶし、焼いてクッキーに見立てたり、
ラディッシュをカラフルな色づけした砂糖でコーティングしキャンディに見立てたり、
ドーナツの中をくりぬいて綿をつめたり、
小さなボール紙のピルボックスに小麦粉をつめ込み、薄紙をかぶせて上から生クリームなどで飾り、それにあたった子が口にすると、薄紙がやぶれ、なかの小麦粉が顔にかかって大騒ぎ!!ナドナド、、、
女の子達は4月1日にパーティーをして、こんな他愛のないいたずらを楽しんでいたようです。
インドでは3月31日に Fuli Festival といって仲間をからかってもいいお祭りがあります。
そしてからかわれた人は「フリフール」と呼ばれます。
スコットランドでは、自分の巣を作れないまぬけな鳥・カッコウにちなんで、
GOWK(ゴーク)DAYともいわれます。
洋の東西を問わず起源が分からないほど古いこのエイプリルフールが楽しまれるのは
「賢人、時として小さないたずらを楽しむ」
ということのようです。
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特に興味深いのはフランスの4月になると鯖が大量に押し寄せ、誰でもカンタンに獲れることから、
間の抜けたサカナ=Poissond’Avirl
「4月の魚」という習慣です。
4月1日にカードの交換をする習慣があるらしく、
「フランス歩けば…」林丈二さんの本の中に、
ポワソンドアヴリルのポストカードが載っています。
サバだけでなく、いろんな魚のカードがあるそうです。
そこで、魚の柄のリバティプリントは…と思い探したのですが、
海の中らしい柄はあっても魚は1柄。
リバティキャンバスの中に見つけました。
いかにも中国柄で、なにかおめでたい柄と以前から思っていたのですが、今回少し調べてみました。
魚を中国では「ユィ」と発音し、「玉」「余」と同音から富や幸福を表す吉祥模様として好まれてきました。
日本でも正倉院や、伊勢神宮の宝物に魚の飾り物が見られ、特に、2尾の魚を向かい合わせにした双魚の文様は中国の新石器時代の出土品にすでに見られるそうです。
日本の鯉のぼりや出世魚など同じ吉祥に由来しているのでしょうね。フランスと中国や日本とでは大違い。
フランス人に鯉のぼりの飾りを贈るのは考えた方がよさそうですね…
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しばらくトランテアンの看板犬「ピュアリィちゃん」の写真をアップしていなかったので、ピュアちゃんファンの方達からリクエストにお答えして
♪近況報告♪
春の健康診断では少し太り気味との診察を受け、おやつのニボシの量が少なくなるのでは…と心配しているピュアちゃん。
プライベートでは、4匹のねこちゃんに囲まれた生活を送っています。
はじめのうちは新入りで、なかなか猫達とお友達になれなかったのですが、いまではすっかり仲良しで、鼻と鼻をあわせたり、riekoさんのひざの上をネコ達と取り合いをしては負けています。
今日から4月!ピュアリィとお友達のさくらちゃん。
お揃いのサクラ色のバンダナで春らしく♪
(すごい勢いでじゃれあうもんだから、なかなか写真撮れず。
ちょっとお疲れの時がシャッターチャンス!パチリ☆)
犬やネコの世界でもエイプリルフールはあるのかしら…
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