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先日、青空と緑がキレイなところで、結婚式を挙げました。nonoです。この日も京都はあつーい日だったのですが、それに負けない熱いゲスト達の祝福に感謝の一日でした。少しご紹介させていただきます。
当日を迎えるにあたって、この日のためにこっそりと準備してきたものがありました。。
まずはこちら、トランテアンのお庭の片隅で出番を待っていたハーブたち。
ラベンダーにレモンバームとレモングラス。
(本当は初夏の朝露に採取するのがいちばんの状態ですが、、、)
この三種類をまとめて3,4日完全に乾燥させ、細かく刻んでワタといっしょにつめます。
小さな袋はドレスの残り生地で。レースとサテンリボンでおめかし。
生のハーブだけでは匂いが少なかったので、オイルをポトリと隠し味に。これでサシェの出来上がりです♪
フランスでよく贈り物に使われる子宝のおまじない・アーモンドドラジェ・といっしょにゲストへのプレゼント♪
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去年2006.10.11のトランテアン便りにてご紹介しておりました、
当店のリングピロー担当(^^)yu-kaちゃんに私のも作ってもらえるようお願いしました。
リングピローは指輪を運ぶという役目がメインだと思っていたのですが、
前回のトランテアン便りの後、実は、そのピローは二人の赤ちゃんができた時に枕として使うと言うことを知りました。
それでは!と、若干ロマンチストな面をチラリと覗かせ、本当に枕にも使えるようなデザインに仕上げていただきました。
(本体はリバティのジャガード。パイピングにはドレスと同じ生地で♪)
yu-kaちゃんにはイニシャル入りのウェルカムボードも仕上げていただきました♪thanks♪
パーティのテーブルにはそれぞれリバティプリントの柄の名前をつけました。
フレームを立て、受付で渡したそれぞれのメッセージカードと同じ柄のところが座席になってます。ここでは定番の9柄をえらびました。 お料理が運ばれるまでの少しのシャッターチャンスを見事に撮影してくれてました。
新郎にはカラードレスと同じタイにポケットチーフを。
端ミシンをタタターっとかけるだけ。かわいくなり過ぎなくて、よかった。。。
そして、ブライズメイドのおふたり。写真ではわかりにくいですが、定番柄phoebeのパープルとブルーの色違いのドレスです。
それぞれ、タイプにあったカラーでとっても似合ってました♪
式に華を添えていただきました。。(本来、欧米などでは仲人さん・お世話係のような大変なお役目だそうです。)
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そしてウエディングドレスとカラードレスも作っちゃおう!と思い6月の下旬から製作にかかりました。
(式場を決めたのもこのころ。一目ぼれで結婚式場衝動買い!準備期間2ヶ月(汗))
白のドレスは夏にぴったりの細かいワッフル生地で。(コットン100%!)
カラードレスはやっぱりリバティで!と。poppy&daisy のブルーで。
白のドレスは、ビスチェスタイルのワンピース。学生時代に作っていた元のパターンを利用して。
7枚はぎのドレス。肩ひもがないため、サイズをぴったりに仕上げることが必須!
大きいパターン引きと裁断が勝負の分かれ目。これさえクリアできれば、あとはひたすらミシンでつなぎ合わせる。
ひとつづつ形になっていくうれしさでついついミシンのスピード違反。
本体生地と同様裏地も同じパターンで裁断、縫製。 さすがに裏地は縫いにくいのでスピードダウン。
そして最後の工程。すそ周りはコツコツと手縫いです。ドレスのすそ専用のホースヘアブレードという伸縮のワイヤーのような芯があるんですけど、あまりにもお値段が…。
かわりに薄いキルト芯をつけ裾のふくらみを出しました。
キルト芯と本体→裾とキルト芯。4m弱の裾周りを千鳥がけで二周。これで充分キレイに仕上がります。
あまりにもシンプルなので胸の周りをぐるりと5.5cm幅のレースをつけて、模様の上にスパンコールとパールビーズをつける。
で、90%完成したところで、ウェディング用の下着を購入しに専門店へ。(時間の関係でこのとき7月末)
そして、本番と同じように着たら、バスト8cm。ウエスト10cmも削らないといけないことに(泣)いったいこのお肉はどこへ行ったのか。。。(その間もちろん体重は変化なし。)
すごいですね。下着って。ドレス作りされる方、まずは下着を手にしてからですよ。基本でした。まだまだです。
ちなみにベールも作りました!180cm幅のチュールを2m。
二つ折りにしてギャザーをよせてコームにつけるだけ♪画像がないのでまたの機会に。
リバティプリントのドレスの方は、月居良子さん著の
「手作りドレスでウエディング」(文化出版局)
を参考にさせていただきました。
その中で選んだのがシンプルなギャザードレス。タナローンにぴったりのデザインでした。裁断では柄の上下に何度も気をつけて。135巾を存分に活かして。
まずはトップスの部分をつなぎあわせ、スカートのギャザーをよせウエスト部分をあわせます。
薄いので簡単に縮まってくれました♪ やっぱりタナローン。縫いやすい♪
形ができたらこちらは恐怖の6m弱の裾周り。ロックミシンきつめにかけて、またまた千鳥がけ。
胸周りにサテンのリボンで縁をつけて、バックに大きなリボン(取り外し可)と、とっても解りづらいですが、後ろ中心に同じ生地で作ったくるみボタン15コをつけました。
色あわせまで凝ってしまったもんだから、ホントに近づかないとわからない…。
そんなこんなで、無事に完成したドレス。
遠くから見たときにシルエットがきれいなことが大切ですね。
裏側の縫い目などは、本人にしかわかりませんしね。。。
ドレスと同じpoppy&daisy のテーブル。
ガラスの器にあわせてテーブルクロスは黒にしてもらいました♪
クロスの色まで自分達で決められるとは…。
この日のためにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
心より感謝いたします。
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