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音楽を職業とする友達が、パリ、ジュネーブで春休みを利用してレッスンを受けたり、楽譜を買い付けたりするのに、こんな機会でもないと一生ジュネーブに行くことがないかなぁと思い同行することに。
今回も食べ物の写真が多いですけど...By rieko
ホテルは有名ブランド店の並ぶサントノーレ通りからちょっと入ったSt-Roch教会ヨコの小さな二つ星ホテル。
エレベーターは1人しか乗れないし、湯沸しがないのが残念だけど、便利な場所でスタッフの笑顔と教会の鐘の音が心地よいホテルでした。
パリが便利なのは、地下鉄、バス、EREが共通チケットで乗れること。今までは地下鉄ばかり使っていたけど、今回はバスにも乗ってみて外観を見ながら街中を走るのも楽しいことだと思いました。
ホテルの隣は小学校で、毎朝子供達を送ってくるお母さん、お父さん達でにぎやか。
フランスでは小学校の子供の送り迎えは義務で、ご両親が来られない子は、祖父母、お手伝いさんなどこれは仕事先に対しての権利でもあります。
日本のように運動場から全て見えることはなく、開口は狭く、大きな鉄の門に隠れて中はまったく見えません。
共通の連絡事項は門の横に貼りだし、一週間の給食の献立、授業変更など。
たとえば3月27日の献立
前菜・エシャロット、フレンチドレッシングのサラダ、メイン・トマトのファルシーお米添え、チーズ・赤いフルーツピューレのフロマージュブラン、デザート・ビスキュイ
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ホテルについてすぐにすること
1.地図にホテルの場所に印をつける。
FAXで送られてくるホテルの地図より自分の目の方が確か。
地図はキオスクなど、どこでも売っています。
たいていはシャルルドゴール空港からロワジーバスで(空港バス)オペラ座まで来て、そこからホテルに行きます。その周辺はキオスクだらけ。
いろいろな種類がありますが、私は一番安く、薄くて軽い画像2の地図が好きです。6€
区ごとが見開き2ページに、区と区のつながり部分がある程度分かるようになっています。
日毎に老眼が進んでる気がするので、字が他のより大きいのもありがたい。これさえあれば、あとは目的地の住所さえわかれば必ずそこにたどり着きます。名のない通りがないのです。
2.次に近くのスーパー(できればモノプリ)を探します。ホテルの人に聞いて一番に行きます。
まずは水、それとシャンプー、リンス。なんとなくパリの水にはパリのシャンプー、ロンドンの水にはロンドンのシャンプーが合う気がして(私の髪が変かも...)
3.ホテルからの最寄の地下鉄の駅を確認。
以上のことが出来たら、さぁ!街へ出ます。
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のだめカンタービレでおなじみのコンセル・バトワール(パリ音楽院)へ
昔はサンラザール駅の近くにあったのが、今はパリの北東19区にあります。
サンラザール駅周辺は音楽屋さんや、楽譜屋さんが多く、今でも名残りが見られます。
学校のカフェが地下にあって、さまざまな国籍の学生がにぎやかにおしゃべり。みんな生き生きして春のバカンスの報告でしょうか。
1Fの中庭に面して打楽器がそこかしこに置いてあり、1台のマリンバを懐かしくたたいていてもアジア人のグレーヘアーのおばさんにもかかわらず、先生も生徒も知らん顔です。
お隣にある楽器博物館へ
音声ガイドも入場も無料です。古代から現代の楽器が歴史順に展示。
楽器の前で表示番号を押すと、その楽器の演奏が流れます。楽器が描かれた絵画も展示してあります。
そこで生まれて初めて見た現代楽器。名前はクリスタル(画像3右端真ん中)
ついたてのパイプから長さの違うガラス棒(ねじり飴みたい)が木琴のように出ていて、前面は中華鍋のようなパラボナアンテナのようなものが大小3コ、水入れのバケツのようなものが端にぶら下がっていて、演奏者は手を水で濡らしながらガラス棒を擦って音を出します。
あのテルミンをもっとクリアにしたような音色。
課外授業の高校生と一緒に楽しませてもらいました。
仏語はまったく分かりませんが、実演付きだと全部わかったような気になります。
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