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7月1日より2009秋冬コレクションがオープンとなりました。
お客様の反応、心配やら期待でドキドキのUPです。
個性的なプリントが多く 今回のコレクション果たして日本のリバティファンにどのように写るのか...
今のところ
「待ってました!」「こんなシュールな柄が好き!」
「セレクトがトランテアンらしい!」等など
好感を持って受け入れていただいて本当にうれしく、とてもありがたく...
でもお好みでない方は、、コメントされないですよね、、
これ以外にも、リバティデザイン室から
日本だけのコレクション(アーカイブからのデザイン)も順次発売されます。
お楽しみにしていてください。
今シーズンの柄は、6人の著名な英国人アーティストのコラボレーションで生まれました。
依頼をしたらアーティストを信じて、のアーサーリバティ氏の精神が脈々と受け継がれています。
今日は、3人の方のプリントをご紹介いたします。
画像上 1枚目 最初にご紹介するのは
グレイソン・ペリー Grayson Perry
陶芸家でターナー賞受賞者
4柄がオリジナルスケッチで右2柄がアーカイブからの彼自身の選択の花柄です。
梅の花のような柄は1900年のものです。彼もリバティプリントを自身の服のデザインにも使ったことがあり、全制作過程を楽しんでいたようです。
一枚目画像 左から
①AW09-i028 Sissy ②029 Cranford
③027 Flo ④026 Philippa
⑤025 Martha Grace ⑥024 Mollybish
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二人目は
ポール・モリソン Paul Morrison
主に白と黒で作品を作り出すことで有名な芸術家です。
通常、色を使うことを避け、黒のアクリル系絵の具を用いて作品を描いています。
リバティの膨大なアーカイブに魅了されインスピレーションを得たようです。
ネガポジ(白黒)のプリントで表現された作品にマッチするように
リバティデザイン室で製作されたグラフィック柄やアーカイブ柄に手が加えられました。
二枚目画像 左から
①AW09-i023 Epicalyx ②022 Flora Bo
③国産で発売 Maurice ④021 January Paisley
⑤020 Somjai
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三人目
マイク・マックイナニー Mike Mcinnerney
60年代半ばカウンターカルチャーに傾注していた彼は、サイケデリックなポスター、街中の壁画、時事絵画などを制作にていました。
その後、グラフィックの王道に進み、「Tommy The Rock Opera」のアルバムカバーを手がけました。
「ザ サンデー・タイムス」や「ノヴァ」誌に定期的に作品を掲載し、現在はキュレーターを務め、教鞭を執り、もちろん国内外の展覧会で作品を発表し活躍しています。
”リバティの2009年秋冬コレクションの委託を受けて、視覚的リズムと自然界に存在する対称性や図柄のリズムを探求する良いチャンスを得ることができました。
黒のボールペンで描いた作品は、コレクションに2つのストーリーを提供します”
三枚目画像左から
①AW09-i019
Busy Bouquet 「賑やかなブーケ」
年毎にめぐりくる自然のブーケは
天空に映る夜の模様はバレリーナのようにくるくる舞い
温かい手の中に納まる
花々は暖かい心に捺された押し花のように
やがて花々の色はあせ、消えゆくとも
再び新しい年はめぐり生命がよみがえり
季節の贈り物を準備する
期待に満ちた腕に抱かれるために
②AW09-i018
Winter Dreams of Spring 春を夢見る冬
春と冬を象徴する輪のまわりで
エンジェルたちが物語を紡ぎだす
幾度かの冬を経てできた鍾乳石のような氷の女王が
冷たい夜風で凍った露の結晶が
宙に浮かんだ種や踊る木々を夢見ている
猟師たちのいつものウサギやキツネのダンス
花とリボンで飾られたメイポールのまわりをクルクルと回る子供たち
すべてが動く、春の調べに合わせて
③1960(AW09-i017 Laurent)
④1973(AW09-i016 Ezetie)
⑤1980年(国産で発売 Over the Rainbow)のアーカイブより
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