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トランテアンは手芸店です。
フランス風にちょっとおしゃれに言うとメルスリー
生地屋さん、毛糸屋さん、手芸屋さん、洋裁材料店、和裁材料店、ボタン屋さん、針屋さん、小間物屋さん(昔風)...
境目がはっきりしないので、
「背ぶせをください」とか「ヘアゴム下さい」とか
”さらしの布””芯地(スーツなどにつかうもの)””絹びつけ”ナドナド
最近は大型の総合手芸材料店も増えてきました。
でもやっぱりトランテアンは手芸店、扱うものは昔から変わっていませんが、比率は時代と共に大きく変化しました。
リバティプリントは開店当時(約30年前)30反あったでしょうか...でも開店当時からお店におく布は、まずソーイング中心、パッチワークの為だけに布選びはして来ませんでした。
その頃は布と手編み糸が半々。クリスマス、バレンタインの頃は、手編みする女子高生でお店がいっぱいでした。
今は布と糸の割合は8:2くらいでしょうか。
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お店をはじめた当時から毛糸は英国のものが大好きで、イエーガー、ビーハイブなどが店頭に多く並んでいました。
イタリアやフランスの糸は色も素材感も本当に素晴らしく、野菜で例えるならアスパラ!
それに比べると英国の毛糸はじゃがいもでしょうか。
頑固なまでに流行色を追わない。色も頭にブリティッシュが付く緑や赤、青、毛糸には枯れ草が混じり素材そのもの。
でも編んで、2度、3度と洗ってはシーズンを越していくとどんどん着心地よくなります。
糸玉の時は60点くらいに見えたものがだんだん100点に近づいていく感触がとても良いのです。
そんな思いでローワンの毛糸を選んでいます。
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オルネドフォイユさんでも毛糸を玉で置きたいけど、それは無理なこと。
代表的なオススメ糸でキットを作りました。
メリヤス編みしか経験のない方、かぎ針初心者の方にも作っていただけるキットです。
超ベテランさんにはちょっと物足りないかも...
でもプレゼント(クリスマス?)に喜ばれそうな簡単に出来る小物なので、大物を作りながらの手休めにいかがでしょうか?
今年の年始のトランテアン便りの毛糸のくつ下。
今秋はくつ下の本をあちこちで見かけます。
この機会にトライしてみませんか。
相当分かりやすい解説書をつけました。このキットだけはローワンではありませんが、天然素材のみでくつ下に向く丈夫な糸を探しました。
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