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ポンピドゥー芸術文化センター1977年に完成、当時は賛否、というより否のほうが多く非難ごうごうだったとか。
20世紀以降の美術が中心ということでレアールからすぐにもかかわらず食わず嫌いで未体験。
でも最上階のレストランが素晴らしいということで食い気勝ち。
レアールを背にBerger通りを東へ、目の前に近未来な建物が突然現れます。
パリの石造り街並みの中ではインパクトがスゴイ。
前の広場には噴水のオブジェがかわいいです。
ここはチケットが必要でした。
入口を入った途端。岡田まりこさんの大きな垂れ幕が。
ちょうど、映画監督・吉田喜重の全作品展上映中でした。
映画大好きの私ですが、見た記憶無し。
一緒に行った友達(私より10歳若い)は知らない。
たぶん、日本でもありえないことがパリの美術館が企画展として開催するなんて、芸術に対する懐の深さを再認識。
美術館は4F。移動はガラス張りのチューブエスカレータ。
パリの街並みも、センター内の素晴らしい図書館も眺めることができ、ちょっとしたアトラクション感覚。
18歳未満無料ということで、子供から高校生までが目立つ。
図書館はツーリストも無料なので、次回はトライしてみよう!
建物自体も私は好きです。でも、京都で、二条城のまえにこれが出来たらと思うと・・・・。
740案がコンペに出され、最終案二点で競われ、イタリア人建築家レンゾ・ピアノさんに決定。どこかで聞いた名前とおもったら、
関西国際空港の設計者。
のこったもう一点は黒川紀章さん。
ピアノ氏の関空案を決定したのが黒川氏。ちょっと素敵なはなしですね。
フランスは、国立の建物は大統領に決定権があるそうですが、日本はどうなっているのでしょう。。
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“あなたもわたしも芸術家” みたいな作品が多いと思いながら写真を撮りましたが、
トランテアン便りを書くため、毎日画像を見てたら全然飽きないんです。なんかすごい!
ルーブルにあるナポレオンの戴冠式は要らないけど、これらの作品は欲しい!!
見れば見るほど好きになりました。ピカソ・マチス・レジエなど、馴染みの画家の作品もたくさんあります。
トランテアンスタッフ大好きな草間彌生さんの作品もありました。
空飛ぶくじら(画像右上)の前で、子供達と引率の先生の会話。(友達訳)
先生「これは何!?」
子供達「くじら!!」
先生「どうおもう?」
子供達「変! はさみがささっているからおかしい。」「痛いの?」
先生「みんなはくじらが痛いと思う?」
子供達「思わない!だって空飛んでるから痛くない!」
先生は意見を言わず、子供達に問い、子供達に答えを考えさせる。少しでも床に座ろうとする子供には「立ちなさい」と厳しい口調。
ポンピドゥーのレストランはぐるりとパリが一望できるガラス張り。
最近はパリのレストランガイドの常連。ビジネス接待ランチの人達もとても多い。
カニのトムヤム。全然辛くない。付け合せ、白いライス。
白いご飯は野菜の付けあわせと同じことなのでパンがくる。
エシレのバターがまるまる1個付き。日本で買ったら260円。レストランで別にたのむと700円。コーヒーにはフーケのチョコが。
接待ランチの由縁か!?
すぐお金に換算してしまうのは関西人か!?
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もう一軒、レストランにお付き合いを。
友達の友達が(パリ在)是非、行きたいレストランがあるので一緒にディナーを。と案内された。ガチョウの看板のコントワール・ド・ラ・ガストロノミー。メトロのエチエンマルセルで待ち合わせ。
あれ!?ここ昼間通った!えーっ!モラの前だ。
ここをまっすぐ行って右に曲がるとドログリー。
今までパリに来るたびに通ってたのに、まったく気づかず。7時半に行ったけど、予約でいっぱい。
9時の予約席があるので、それまでに終わるのならば、ということで運よく入店。オススメの「生フォアグラのカルパッチョ。」絶品でした♪
いままで食べたもののBEST5にはいる。もともとフォアグラはあまりすきではないのだけれど、クリーミーで生臭くなく、ハチミツとバルサミコ酢で味付け。
これだけを食べにくる価値ありです!パリに行かれる方、ぜひぜひ尋ねてください。予約はしたほうがよさそう。
その他、エスカルゴ・砂肝のサラダ・鴨のコンフィこれを3人で。
でもデザートは1人1つづつ。帰ってから調べたら、
「1894年創業、アールヌーボー調の建築が素晴らしい。」と書いてあった。
食べることに必死で、インテリアは目に入らず。隣(中はつながってる)は食材店で、肉製品をはじめ、テイクアウトできる食べ物がいっぱい。
満席でもいろいろ買ってホテルで食べるのもよさそう。☆はひとつもついてないけど、味は☆☆☆三ツ星。
店員さんも気配りがあってとても良かった。本当にオススメです。
市庁舎、ノートルダム大聖堂のライトアップを見て帰りました。
観光客のまったくいないノートルダムはとても幻想的。
3月最終日の日曜から夏時間。夜中の12時に1時間時計の針を進めます。
画像は、ホテル近くの子供服屋とボンポワンさんのショーウインドウ。
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