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今日はトランテアン便り1月15日パッチワークスカートについてご覧いただいた方々からのご質問にお答えしたいと思います。
大きく分けて、
(1)縫代の始末の方法
(2)裏地について
(3)縫代の倒し方 の3点です。
画像1は、パッチワークスカートの裏面です。縫い代は全て割り、裏地をつけてあります。縫い代は約1cm(10cm角セット使用、出来上がり8cm)縫い代の始末はしてません。製作者は新人のnonoです。裏を見ると商品として店頭に並べるにはまだまだの及第点にはならずの出来ですが、表から見ると問題なしでスッキリと出来上がっています。自分で作って楽しんで着るにはこれでも十分ですので、思い切って挑戦してみて下さい。
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1、2の縫い代の始末と裏地について
リバティタナローンを使って縫い代0.7cm~1cmとった場合、それに1つのピースが15cm程度まででしたら縫い代にロックは不要だと思います。
裏地はお好みですが、あった方がふっくらと立体感がでます。トランテアンではキュプラを使っていますが、やっぱり綿の肌触りは捨てがたいですよね。そんな時はペチコートになさるか、綿オーガンジーや、タナローンより目の粗い、より薄手の綿ローンでもよいと思います。裏地とパッチワークの表スカートをスソのパイピングで包んでしまう方法もありますが、よっぽど表スカートとの馴染みがよいものでないと、見た目が重く仕上がってしまうおそれがあります。
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3の縫代の倒し方について
一般的にパッチワークに使う縫代の倒し方は片倒しです。
1.ピースの色の濃い方に倒す
2.具像柄(ハウスやバスケットなど)の場合、柄が浮き上って見えるよう柄の方に倒す(画像のハウス)
3.縫代が重ならないよう交互にたおす
4.風車倒しと言って、ピースを全て印から印に縫って、中心が風車のように1方向に流れるように縫代を倒す(画像の万華鏡)この場合は縫代は土台の白い方にも倒れます。
大きくわけて以上4種類ですが、四角つなぎのスカートの場合はあまり複雑に考えなくても良いかと思います。
今日は2回ページにわたります。つづく...
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