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暑中御見舞い申し上げます
京都は梅雨が明けたかどうかはっきりしない日々が続いています。
まだ梅の土用干しが出来なく、今週末が晴れてくれるよう願うばかりです。
多くのお客様より、タナローンラミネート加工布のお問い合わせをいただいておりました。
遅くなりましたが、本日UP致しました。
光沢がとてもキレイな中肉タイプの扱いやすいラミネート素材です。
ソーイングや手芸の巾が広がり楽しさも増します。
ご来店のお客様から
「これでピュアリーちゃんのレインコートを作ってあげたらどう?」
とおっしゃっていただきます。
ちょっと贅沢でしょうか...?
”ラミネートは縫いにくい”
そうですよね!
ここでトランテアンオーナーの裏技をご紹介いたします。
オーナーがお客様のオーダーを仕立てることはほとんどないのですが、
ソーイングスタッフに渡す部分縫いの見本etcはオーナーの仕事です。
仕事時間の半分ぐらいはミシンに向かい、日々縫いの分析(そこまで大げさなものではないです)に勤しんでいます。
トランテアン開業当時は、メンズシャツだけはオーナーの縫製がいいとファンもついてました。
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”裏技”のご紹介
とても簡単ですので、一度挑戦してみてください
1.押さえ金をテフロン押さえにすること
どこのミシンメーカーでもオプションで買えると思います。付属として付けているメーカーもあるかもしれません。
テフロン押さえだけでも洋裁材料屋さんにはあると思います。
1000円前後くらいでしょうか
昔はミシンの部品はメーカー共通で使えたのですが、今はお使いのミシンメーカーにお問い合わせいただくほうが良いかもしれません。
2.ミシンの送り歯の周辺にラミネート加工の布を加工面を下にして敷く(画像参照)
ラミネート加工部分がミシン面にくっついて動きません。オーナーはこれだけでスイスイ縫っています。
ラミネート加工布を中表に縫う時は普通に縫えますので、縫い面が上下共ラミネートの時に裏技を試して下さい。
あまりオススメしませんが、
布のたたみシワなど気になる方は参考までに
蒸気が出るギリギリの低温で布面1cmほど浮かしてスチームをサッとあてて下さい。
(くれぐれも加工面にはあてないで下さい)
冷めるまで触らないこと
お持ちのアイロンにより異なると思いますので、
必ず布端などで一度試してからあてて下さい。
トランテアンでは160℃設定が一番低い温度のスチームです。
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50cmでH25×W25×D11のトートバッグとポーチ2個作れました。
持ち手は10cmカットの四つ折2.5cm仕上げ
縫い直しができないと躊躇される方に...
オーナーは平気で縫い直ししていました。
糸をほどいて縫って...マチ針も使っていました
(マチ針、太さは様々なので、一概にOK!とはいえませんが・・・)
そんなに縫い目は目立たないと思います。
マチ針の代わりにクリップなど使ってみてください。
ご紹介したものはトランテアン基準です。
他にもたくさん方法はあるかもしれません。
お客様の扱いやすい方法を・・・
まずは、布端で試してくださいね。
画像の製品は
使用糸・シャッペスパンの普通地用、
ミシン針は9号~11号で作りました。
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