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8月28~30日、夏休みをいただいて越後妻有の大地の芸術祭に行ってきました。
事前情報で夏休みお盆あたりとても混み合うようでそれをさけての日程です
東京23区の2倍はあるという越後妻有、
レンタカーも予約できずどうなることかと心配でしたが、(近辺のレンタカー屋さんから車を集め備えていたようですが。)
運よく3日間貸してくださる方がみつかり
現代の野次喜多膝栗毛でした。(3人だからスケさんカクさん…!?)
京都から十日町まで。
日本海を車窓に約6時間、一ヶ月前にはすでに特急は満席で金沢・直江津乗換え、鉄子さん向きの鉄道の旅。まっすぐ田んぼの中を高速で!の ほくほく線。
十日町駅で、車とともに待っていてくださったKさん。どうしても見て欲しいアート作品があるということで 前回も人気だった「こころの花」今回はエントリーされず自主参加作品。(画像右のビーズの花々)
ご当地特有のタテ型信号やかまぼこ型の倉庫、豪雪地域のトリビア等、日が暮れる前まで楽しくガイドしていただきました。
事前に色々と下調べはしたつもりでも、その地に立つと距離感や
様子がわかり… 何事もまずは行動をおこすこと!と実感しました
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ひとつの集落にひとつの作品、作家と住民の協力で生きています。 ご自由にどうぞと きゅうりやトマトが井戸水に冷やしてあったり、麦茶や地野菜のお漬け物、目の前の畑直行のほっくほくのコロッケなどなどあたたかいサービス。
コサージュやストラップをおかえしに…
うらやましい連係プレーホスピタリティあふれる芸術祭です。
外国人アーティストの参加も多く むしろ日本人より溶け込んでいる感じです 製作の前に実際にアーティストの方々は妻有を訪れて、集落の人たちと話をし、生活を感じての作品作りだったそうです。
NHK日曜美術館でも紹介された大地の芸術祭、
雑誌にもいっぱい載っていたので、楽しかったものをひとつご紹介…
日常のくらしに名画を見つけた「上蝦池名画館」
生活のワンシーンを切り取った名画に脱帽
大勢のお客様がいちばんみなさん楽しそうにおしゃべりしながら鑑賞されていた作品群でした。
宿泊は日本三大薬湯、草津・有馬・そしてこの松之山温泉
旅館に泊まるのは数十年ぶり。
菊の花がおひたしになったり酢の物になったり、
イナゴの佃煮にyukaとnonoはびっくり。はじめての体験、イナゴを普通に食べる土地に育って35年ぶりの味 なつかしかった
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お昼に食べた“へぎそば”そば粉に布海苔を混ぜた十日町独特のおそば。織物の町ならではの合体です。
うまれてはじめての食感。
布海苔と聞いて舌切りすずめを連想してしまう…
今回、この作品をテレビでみて妻有に来たかった「鏡の家」
最終日、途中、棚田を見下ろしながらの山越えつづら道
この家ひとつでyukaとnonoをここまでひっぱて来ました。
なんと偶然に 作品ナンバー 31 (トランテアン)
2010年9月2日 トランテアンは31周年を迎えます。
本来なら区切りよく30周年を、なんでしょうけれど
やっぱりここは31にこだわりたい ということで気は早いですが31周年、皆様に喜んでいただけるようなこと、考えます。
(小さなお店なので、そこは……です)
数千枚の丸い鏡におおわれた廃屋 そしてタイトルは“再構築”
この家に「がんばって!」と励まされた気持ちです
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