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以前、10cm角100枚セットのキット組みを紹介させていただきました。今回は、セット1つを使って4コのクッションのトップを作ってみました。100枚を全て、田の字にカットして10cm角1枚につき5cm角4枚、全部で400枚作ります。40cm角のクッションにするつもりなので、縫い代は5mmになりますが、10列×10列で1コのクッションに100枚使います。一つのクッションそれぞれにメインになる色を2~3種類決めます。今回は、シック、ロマンティク、キュート、メンズライクとテーマを決めて、それに沿って柄あわせをしました。店内スタッフが4人なので、それぞれのイメージにしたつもりです。まず出来上がったものをご紹介します。
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作った順番に...
画像1の左がシック、右がロマンティック、画像2の左がキュート、右がメンズライク。イメージごとに大まかに4種類に分けておきます。35種類の柄のセットなので、何種類か同じ柄が重なっています。あっちにもこっちにも柄が行き来しています。
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キュートのピースを使い、私なりのセッティングの仕方をご紹介します。メインに選んだ一番ピースの多い柄から配置していき、何回か納得のいくまでやり直します。キュートの柄合わせは最初、地色の薄いもの(枚数が一番多い16枚)次は濃いものと並べましたが、基本的には濃い色(目立つ柄)を先に片寄らないように全部埋めてから薄い色を配置します。5cm角を接ぎ合わせて、4cm角にすると全体の面積が約3分の2になるので、もっと一体感が出ます。それと一色の糸でキルトすると(私は特別な場合を省いて、キナリ)柄同士がもっと溶け合って、さらに一体感は増します。今回は10cm角の応用編なので、もちろんカットせずそのままの大きさで使っていただいてもマッチします。 店内には千種類以上のリバティプリントがあるので、使いたい放題に見えますが、制約がある中で、自分なりにまとめるほうが楽しいです。 お客様からのご相談も「この柄とこの柄は絶対使いたい!」と指定していただくほうが選びやすいです。セッティングしたものも次の日に見ると、気分が変わったりするので同じものは二度とできませんね。今は簡単にデジカメで記録できますが...
明日はメンズライクのピースを使って違ったセッティングをご紹介します。
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