この時期 パリに観光に行くのは あまり得策とはいえない 着膨れはしてるし その分スーツケースの中身は増える 朝8時過ぎないと明るくならないし 夕方5時過ぎに日が落ちる 今回は 特に雨にもあい(ほとんどのフランス人はそのまま濡れていたけど) パリの雨の石畳といえば 相当ロマンティックだが 歩き慣れない者には気を使うことの一つ 晩秋のクリスマスイルミネーションに輝く街角は思わず足を止めたくなるが… 別に 日が早く暮れても お店が早く閉まるわけではなく 夏期と変わらないパリはそこにあるので 気の持ちよう 航空券も安い ホテルも取りやすい 何といっても 食べる物が最高 収穫後のパリの食料品店は 今しか無い物であふれている 一時少なくなった 街角の焼き栗売りも いたるところで見かけた ヴァンショー(ホットワイン) 赤ワインにオレンジピールやらスパイスを入れ温めた飲み物 ショコラショー(ホットチョコレート) この時期しかないチーズ “モンドール” チョコレートだって 夏たべるより 美味しく感じる それにも増して カフェやビストロでいただく 一杯のオニオングラタンスープ だし汁 玉ねぎ フランスパン チーズ 塩コショウ これだけなのに この深いこく 味わい この4種の食材はどのご家庭にもある カラカラになってころがってるもの スープをインスタントブイヨンにすればいつでも作れる 日本の 残り物雑炊と同じ だし汁 ねぎ 冷ご飯 とき卵 寒く冷えきったからだが 芯から温まります オニオングラタンスープをたのんでも パンが付いてくる 御雑炊をたのんで 白ご飯がついてくるようなもの…? |