先日 お客様を京都案内してた時のこと 人待ちをしていて 時間になっても現れないので 「Oh,maybe She is hatching eggs」 とおっしゃった 最初 何のことやら… まず hatch という言葉がわからない 前後関係から どうやら 「道草をくう」 ということだと 理解出来た 「きっと 彼女は卵を温めてるのでしょう」 昔の英国のいいまわしらしい “He” に変えて想像したら 可笑しくなった 「道草をくう」 を直訳して説明したけど “ ハーブ摘み ”のほうが可愛いかなとも思った 京都在住の刺繍家 高月先生の蔵書と一緒に送られてきた エッグコジー お作りになられて ずいぶん時がたってると思われます ボンネットをかぶった 三姉妹 せっかくのゆで卵がさめないように さりげないお母さんの心遣い 「うちには 男の子しかいないので もらって下さい」とお手紙が添えられてました 本当は 男の子の方が そんな小さなことを覚えてるかもしれないのに エッグコジーを普通に育った 男の子 どんな大人になっているかしら そんなことを思います |