yukaが ジュリアロバーツの最新映画 “食べて 祈って 恋をして”を見てきた話をしてくれた ヒロイン ジュリアロバーツの友達がまだ見ぬわが子のために買った 服やグッズを 夢や思いと共に箱に貯め込む場面 そんなアメリカ映画の話を聞いて思い出した本 「シンガー式子供洋服の作り方」 昭和10年3月 第36版 とあるので 初版の昭和4年12月から5年4カ月の間に36版とは すごいスピードでミシンが普及したことがわかります 序章がとてもいいのです 長いけど要約すると 子供服を自ら作るということは生地選びから始まって 柄 デザインが似合うかどうか を考え いざ作らんとする時の満足感 それが家庭に喜びと平和をもたらす 等々 「ベイビー服裁縫の心得」 では 美しい衣服をお作りになる時は 是非その始めに裁縫籠を用意し カタン糸 針 鋏 等とともに お買いものに出られる度に バイアステープ 飾り布 レース ボタンなど 目につく可愛いものを買い整えておきますといよいよ縫い始める時すべての物が 手近に揃っていることになります あとは薄いネーンスーク(金巾ー白足袋に使う)を9メートル買って 服から下着までをお作りになるのが一番むだがありません 等々 17,18歳までのデザイン 製図 作り方が載っており260種の縫い方図解付き 今でも全く古さを感じません 旧かなづかいが難しいですが… 昭和10年代 大人の女性はまだまだ和服がほとんどの時代です |