サンダーバード模様のカウチンカーディガン カナダで買ったものです 木のボタンにカナダ国旗のメープルリーフの焼印があります 何年もしまいこんだままでした 暖かいというよりは 暑くて 重たくて めったに外に出ない人間には着る機会がほとんどありません カナダ バンクーバー島にある 「カウチン湖」 そのまわりに住むカウチンインディアン 彼らの大切な資源の鮭を食い荒らすクジラを サンダーバードがやっつけた伝説にちなんで この柄は生まれました かつては チャコールグレイ グレイ こげ茶 茶 白 の自然の色そのままに編まれたものですが 最近はデザインはそのままに カラフルで ファショナブルなものもあります 昔はセーターしか無かったのですが 女性からのリクエストに答え 髪が乱れないように カーディガンタイプが生まれたそうです 本来 カウチン族は織物に糸を使っていたのですが スコットランドの移住者に 編み物を学び もう一つの大表柄 星 はその名残りです 今は カウチン風のセーターをあちこちでみかけますが カウチンセーターは カウチン族の誇りなのです 身頃も袖も筒に編み 肩接ぎも表に出すなど 超極太の糸ならではの工夫がいっぱいです |