20年近く前 クリニャンクールで買ったネックレス ベネチアやチェコのビーズ アンティークやヴィンテージのビーズを扱うきっかけになりました 典型的なフィオーレビーズはアヴェンチェリン(金のガラス)で帯を施しバラと勿忘草を 交互に描き 特に極細のガラス棒で描かれる螺旋模様が 細く丁寧であること ビーズ細工師が感性と技を発揮できるビーズ 直径3ミリのビーズもあるそうです これらすべてがひとつひとつ手作業で作られる たまたまこれを見たビーズ研究家の方に教えていただきました 19個のビーズ すべて表情がちがいます 出来の良し悪しも顕著です 1920年頃のものですが 「ほら この黒い2個のビーズこれだけは特別よ 大事にしないとね 売るなんてとんでもないわ」 といわれました 「バラバラにするなんて!」 とも 身に付けることもなく時々眺めてますが 丁寧な仕事は飽きないし なんだか物語みたいです 自分が楽しむ手芸とはいえ せっかく時間をかけて作る物 若くはないのだからこそ ゆっくり 丁寧に 丁寧に… |